日高由起刀とは?読み方・年齢・出身地と韓国語が堪能な理由|朝ドラ2作連続の22歳
朝ドラ『ばけばけ』の秀才・正木清一、『僕達はまだその星の校則を知らない』の生徒会長。2025年から2026年にかけて、テレビで「この顔、また見た」と感じた人は多いはずです。日高由起刀(ひだか ゆきと)――読み方すら定まっていないうちに、気づけば話題作の常連になっていた俳優です。
しかも彼、ただの「顔がいい若手」ではありません。演技未経験からいきなりベネチア国際映画祭の出品作で主演を張り、日本と韓国の2拠点でモデルとして働き、韓国語を特技に挙げている。「日高由起刀って誰?」という疑問に、経歴・出演作・語学力の正体まで、確認の取れた情報だけで答えていきます。
図① 日高由起刀って何者?
陸上選手 → モデル → いきなり映画主演
2003年生まれ・大阪府出身の22歳。演技未経験でオーディションを突破し、映画『HAPPYEND』(2024年)でスクリーンデビュー。同作は第81回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、本人は第38回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞を受賞。
そして韓国語が堪能で、日本と韓国の2拠点でモデル活動という、他の若手にない一枚を持っています。
この記事でわかること
- 📛 名前の正しい読み方と、生年月日・年齢・出身地・所属事務所
- 🇰🇷 「韓国語が話せる」という情報はどこまで本当か
- 🎬 陸上部からモデル、そして俳優へ――デビューまでの意外な道のり
- 📺 2025年に6作品出演という猛スピードの中身を年表で確認
- 🔥 2026年8月時点で「ブレイク済み」なのか、まだ手前なのか
日高由起刀とは?読み方は「ひだか ゆきと」
「由起刀」という珍しい表記のせいで検索に迷う人が多いのですが、読みはひだか ゆきとで確定しています。映画.comやWEBザテレビジョンなどの人物データベースでも、いずれも「ひだかゆきと」と表記されています。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 日高由起刀(ひだか ゆきと) |
| 生年月日 | 2003年9月30日 |
| 年齢 | 22歳(2026年8月29日時点) |
| 出身地 | 大阪府(神奈川県育ち) |
| 身長 | 183cm |
| 所属事務所 | 鈍牛倶楽部(DONGYU CLUB) |
| 特技 | 陸上、韓国語 |
| 趣味 | 料理、ギター、DJ |
| デビュー作 | 映画『HAPPYEND』(2024年)コウ役 |
所属の鈍牛倶楽部は、少数精鋭で知られる俳優事務所。日高は『HAPPYEND』の撮影現場での縁がきっかけで所属することになったと語っています。オーディション合格が先で、事務所所属が後という、いわば「現場から拾われた」タイプの俳優です。
経歴|陸上部のエースが、熱中症で人生を変えた
日高のキャリアは、俳優としては相当に異色です。中学・高校では陸上競技に打ち込み、大学へは陸上の推薦で進学しています。つまり10代の大半は「走る人」でした。
転機になったのが、インターハイ出場をかけたレースでの熱中症。その後「色々な都合で陸上に専念することが難しくなり」、もともと興味のあったモデルの道へ進みます。高校卒業後にモデル事務所へ所属し、活動を開始しました。
モデルはあくまでも服をよく見せるための「良いマネキン」を目指すイメージですが、俳優は僕ら自身の人物にフォーカスされるので、本当に全く違いました
― FASHIONSNAP インタビューより
そして驚くのはここからです。モデルを始めてわずか2か月で映画『HAPPYEND』のオーディションを受け、演技未経験のまま合格。本人も「モデルのオーディションですら場数を踏んでいなかったので、何をどうやればいいのか分からない状態だった」と振り返っています。
主な出演作
| 年 | 作品 | 備考 |
|---|---|---|
| 2024 | 映画『HAPPYEND』 | コウ役/スクリーンデビュー作 |
| 2024 | シチズン時計 受験生応援ムービー「時間は、味方だ。」 | 11月18日公開 |
| 2025 | ドラマ『東京サラダボウル-国際捜査事件簿-』(NHK) | ― |
| 2025 | ドラマ『恋愛革命』(ABCテレビ) | 1月11日スタート/韓国発の人気マンガが原作 |
| 2025 | ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』 | ― |
| 2025 | 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK) | 小倉連隊の初年兵・目黒新役 |
| 2025 | ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系) | 生徒会長・鷹野良則役/7月14日スタート |
| 2025-2026 | 連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK) | 正木清一役/287人のオーディションから選出 |
図② 他の若手俳優にない「3つの武器」
同世代の若手が山ほどいる中で、日高由起刀にしかないものは何か。確認できた事実から整理すると、次の3点に集約されます。
| 🇰🇷 |
武器①
韓国語という「実務レベル」の語学力 プロフィールの特技欄に「韓国語」を明記。趣味の域ではなく、日本と韓国の2拠点でモデルとして仕事が成立するレベル。日韓合作が当たり前になった今、キャスティング側から見て極めて希少な条件です。 |
▼
| 🏆 |
武器②
デビュー作がいきなり国際映画祭・受賞作 『HAPPYEND』は第81回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品。日高自身も第38回高崎映画祭で最優秀新人俳優賞を受賞しています。「人気先行」ではなく「評価先行」で世に出た、珍しいスタート地点。 |
▼
| 🏃 |
武器③
183cmの体格と、陸上で鍛えた身体性 大学へ推薦入学するレベルの陸上競技歴。制服姿の生徒会長から明治期の書生、軍隊の初年兵まで、幅のある役を「立ち姿」で成立させられる骨格があります。 |
代表作『HAPPYEND』はどんな映画?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2024年10月4日 |
| 監督 | 空音央 |
| 主なキャスト | 栗原颯人(ユウタ役)、日高由起刀(コウ役)、林裕太、祷キララ、佐野史郎 |
| 上映時間 | 113分(PG12) |
| 製作国 | 日本・アメリカ合作 |
| 映画祭 | 第81回ベネチア国際映画祭 オリゾンティ部門出品 |
あらすじ
近未来の日本。高校3年生の幼なじみ、ユウタとコウ。ふたりが学校で仕掛けたいたずらをきっかけに、校内にAIによる監視システムが導入されます。この出来事を境に、社会や将来について考え込むようになったコウと、そうではないユウタとの間に、静かに溝が生まれていく――。青春のきらめきと、友情の危うさを同時に描いた一作です。
日高が演じたコウは、在日韓国人の家庭に育った少年。日高は役作りにあたって空音央監督とともに歴史的背景を学び、「関東大震災で起こった朝鮮人虐殺とか、過去の事実に目をつむってはいけないと思いました」と語っています。演技未経験の新人が背負うには重い役どころでしたが、その姿勢がそのまま評価につながりました。
なぜ今、日高由起刀が注目されているのか
理由①|2025年、たった1年で6作品に出演した
『東京サラダボウル』『恋愛革命』『あんぱん』『ばけばけ』『僕達はまだその星の校則を知らない』『ESCAPE それは誘拐のはずだった』。2025年の1年間だけで6作という露出量は、デビュー2年目の俳優としては異例です。しかも民放連ドラ、NHK朝ドラ、配信系と、フィールドが偏っていない点も見逃せません。
理由②|朝ドラ2作連続出演という信用
2025年度前期『あんぱん』の初年兵・目黒新役に続き、後期『ばけばけ』では秀才の教え子・正木清一役。朝ドラ2作連続は、制作側の信頼がなければ起きません。しかも『ばけばけ』の清一役は287人が参加したオーディションからの選出で、実力で勝ち取ったポジションです。清一は「錦織以来の『大盤石』の再来と目される秀才」という設定で、聡明さと少年らしさを同居させる難役でした。
理由③|デビュー作が韓国でヒットした
『HAPPYEND』は2025年4月30日に韓国で公開され、初日で動員1万人を突破、初登場9位にランクイン。そこから1か月で観客動員10万人を突破し、日本での凱旋上映(2025年7月4日〜10日)まで決まりました。栗原颯人とのコンビはSNSで「じゃがバター」の愛称で親しまれ、20代女性を中心に熱心なファンを獲得しています。韓国語が話せる俳優が、韓国でヒットした映画の主演――この組み合わせは今後効いてきます。
「韓国語が話せる」の裏取り結果
ネット上には「バイリンガル」「ハーフ」といった記述が溢れていますが、信頼できる情報源で確認できるのは次の3点だけです。
- プロフィールの特技欄に「韓国語」と明記されている
- 「韓国語が堪能で、日本と韓国の2拠点でモデルとして活動」と複数媒体が記載
- 本人が、祖母が韓国にルーツを持つと親から聞かされたと語っている(祖母は本人の生まれる前に他界しており、知ったのは比較的最近とのこと)
一方で、「いつ・どうやって韓国語を習得したのか」を本人が説明した記事は見つかりませんでした。留学歴や韓国での居住歴も確認できていません。ルーツと語学力を安易に結びつけて語るのは避けるべきで、事実としては「韓国語を実務で使えるレベルで身につけており、韓国でも仕事をしている」というところまでです。
図③ 出演作の積み上げタイムライン
| 🎬 |
2024年10月
映画『HAPPYEND』公開 演技未経験からコウ役に抜擢。ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品作でスクリーンデビュー。 |
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| 📺 |
2025年1月
『東京サラダボウル』『恋愛革命』でドラマ進出 NHKと民放、同時期に2本。『恋愛革命』は韓国発の人気マンガが原作という縁も。 |
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| 🍞 |
2025年前期
朝ドラ『あんぱん』初年兵・目黒新役 「早く出世して手柄をあげたい」初年兵役で、全国区の視聴者に顔を覚えられる。 |
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| 🎓 |
2025年7月〜9月
『僕達はまだその星の校則を知らない』生徒会長役 坊主頭の生徒会長・鷹野良則役が大きな話題に。同時期、『HAPPYEND』が韓国で動員10万人を突破。 |
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| 👻 |
2025年9月〜2026年3月
朝ドラ『ばけばけ』正木清一役で2作連続 287人のオーディションを突破。2026年3月27日の最終回(全125回)まで半年間、朝の顔として定着した。 |
2026年8月現在、もうブレイク済み?
結論:「ブレイク直前」から「認知の定着」へ移行した段階
2026年1月3日公開のマイナビニュース「2026年注目ネクストブレイク若手俳優10名」に、日高由起刀は選出される側として名前を連ねました。つまり年明けの時点では、業界的にはまだ「これから来る人」の枠でした。
その後『ばけばけ』が2026年3月27日に完走し、半年間にわたり毎朝顔が出続けたことで、認知度は確実に一段上がっています。ただし、2026年8月時点で単独主演作や新規出演作の発表は確認できませんでした。世間的な「大ブレイク」――名前が単独で検索トレンドを動かす段階には、まだ到達していないと見るのが妥当です。裏を返せば、今はまだ「知る人ぞ知る」で語れる最後のタイミングかもしれません。
まとめ
日高由起刀(ひだか ゆきと)は2003年9月30日生まれの22歳、大阪府出身・神奈川県育ち。所属は鈍牛倶楽部。
陸上競技からモデルへ転向し、開始2か月で映画『HAPPYEND』のオーディションに合格。演技未経験でベネチア出品作の主演を務め、第38回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞を受賞した。
2025年は『東京サラダボウル』『恋愛革命』『あんぱん』『ばけばけ』『僕達はまだその星の校則を知らない』『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の6作に出演。朝ドラ2作連続という信頼を勝ち取った。
韓国語を特技とし、日本と韓国の2拠点でモデル活動。日韓をまたぐ語学力と、骨太な役を任される演技力の両輪こそが、彼の最大の武器である。
俳優としてのキャリアは、まだ3年目です。それでいて、近未来SFの高校生も、明治の秀才も、戦時下の初年兵も、すでに一通り演じてしまっている。器用貧乏になってもおかしくない振れ幅を、そのつど別人の顔で成立させてきたところに、この人の底力があります。
そして、韓国語という武器はまだ本格的には抜かれていません。日韓合作や韓国作品への出演という形で、この能力が正面から使われる日が来たとき――日高由起刀の名前は、間違いなく別の速度で広がっていくはずです。次の一手を、静かに待ちたいところです。
よくある質問
Q1. 日高由起刀の読み方は?
「ひだか ゆきと」と読みます。「由起刀」という表記は珍しいですが、映画.comやWEBザテレビジョンなど各種人物データベースで統一して「ひだかゆきと」と記載されています。
Q2. 年齢と出身地は?
2003年9月30日生まれで、2026年8月29日時点では22歳です(9月30日に23歳)。出身は大阪府で、育ちは神奈川県です。身長は183cm。
Q3. 本当に韓国語が話せるの?
プロフィールの特技欄に「韓国語」と明記されており、複数の媒体が「韓国語が堪能で、日本と韓国の2拠点でモデルとして活動」と伝えています。ただし習得の経緯(留学歴など)を本人が語った記事は確認できていません。祖母が韓国にルーツを持つことは本人がインタビューで話していますが、それが語学習得の理由だと説明した発言は見つかっていません。
Q4. 代表作とデビューのきっかけは?
代表作は映画『HAPPYEND』(2024年)と、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(正木清一役)です。デビューのきっかけは、高校卒業後にモデル事務所へ所属し、活動開始からわずか2か月で『HAPPYEND』のオーディションを受けて合格したこと。演技経験はゼロの状態からのスタートでした。